千鳥ミシンの神様!

ミシン整備, 千鳥ミシン


キャム交換を指導中の河合さん

千鳥ミシンの技術指導

下軸を外した状態
こんにちは、課長の井上です。

12月って、なんだか忙しいですよね〜。いつもの月の3倍ぐらい忙しいと感じるのは、私だけでしょうか。

そんな忙しい時期なのに、先日、河合さんに弊社へ来ていただきました!

まず、河合さんをご存知でない方もいると思うので、簡単に河合さんを紹介します。

河合さんは、今はなき「SINGER社」のミシンの組み立てラインでライン長をされ、課長を経験されたバリバリの技術屋です。「SINGER社」の後は「ヤマトミシン製造株式会社」へ移り、千鳥ミシンの開発・設計の段階から携り、2年前にヤマトミシンを退社されました。

ようするに、河合さんは千鳥ミシンの生き字引であり、私にとっては「千鳥ミシンの神様」なのです。だって、河合さんの手にかかれば、どんな千鳥ミシンも新品同様の性能を取り戻すことができるのですから。

おさえるポイントがたくさんありすぎる

個人的な感想ですが、偏平縫いミシンの方が千鳥ミシンよりも機構としては複雑ですが、千鳥ミシンの方が1つの作業の中におさえなきゃいけないポイントがたくさんあると感じています。

うーん、ただの苦手意識でしょうか。

なにせ相手は、なにせ針が左右に動くという特徴を持っているミシンですから。

だから河合さんが部品交換をしながら「おさえるポイント」説明をしてくれるのですが、それが多すぎて記憶するのに大変でした!!それでも、河合さんの説明をモノと照らし合わせすることで、千鳥ミシンの機構の概要が理解できました。

あとは、記憶と作業のすり合わせをしながら、実際に自分で部品交換をしてみて、技術を自分のものにしていくしかないと思います。

河合さん、今回は本当にありがとうございました!

余談ですが、SINGERの千鳥ミシンの型番が「U-◯◯◯」となっていますよね。その「U」は宇都宮の頭文字だそうです。

<2010年12月24日>
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