千鳥の下軸ギヤ交換しました。

ミシン整備, 千鳥ミシン

左側が古いギヤ。右側が新しいギヤ。

ギヤの山の磨り減り

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

毎度、どうも、課長の井上です。

「1月は行って、2月は逃げて、3月は去って・・・」という諺(?)があるように、今月も慌ただしく過ごしています。

実は、弊社には31台の千鳥ミシンがあり、常時、数十台の千鳥ミシンが稼働しています。一番古い千鳥ミシンは創業と同時に購入したものなので、27年という年季が入ったシロモノです。当然ながら年季の分だけ「ガタ」も存在しています。

一番顕著に「ガタ」がでているのが、下軸にあるプラスチック製のギヤです。このギヤは電機モーターの駆動力をボビンと釜に伝えているギヤになります。そこに「ガタ」が発生すると、釜先に針1本分以上の遊びが現れてしまいます。こうなると、釜が回転するときに合わせた所から針1本分だけ先に動く現象が出てきて、目飛びや目調子が綺麗に出ない原因になります。

ということで、新年早々、2台の千鳥ミシンの下軸ギヤの交換することにしました。

ついでにタイミングベルトも交換

千鳥の神様こと河合さんに教えて頂いたことを思い出しながら、下軸を抜くことから始めました。

SINGERの名前が入ったタイミングベルト

下軸を抜いて、ギヤを見てみて、ビックリ!

新品と比べるとヤマが細い!!!(上写真参照)

こんなに摩耗していると、そりゃぁ、ガタが出るはずです。

新品のギヤを下軸にはめ込んで…、んっ!?、どうするんだっけ??

不肖課長井上、恥ずかしながら、教えてもらってから少し日にちが経っていたので記憶がはっきりしておらず、かなり苦労しました。

下軸を入れたけど、いくつか確認していないことを思い出したので、抜いて。

また、差し込んだら、今度はセットネジ用の刻印を確認し忘れて、また抜いて。

またまた、差し込んでは抜いて…。

…。

4回目に差し込んだときに、ようやく、満足いく会心の整備ができました。

自信を持って千鳥ミシンを動かしてみると、バッチリ動きました!カッチリと組めているので、差動音も小気味いい感じです。

「やっぱり自分で実際にやってみないと、整備の技術って身につかないものだなぁ」とつくづく感じました。

ちなみに、タイミングベルトにもちゃんと向きがあるんですよ。

<2011年1月11日>
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