フラットシーマーの基本整備

フラットシーマーの整備, ミシン整備

整備の様子はこんな感じです

目飛び解消

 こんにちは、課長の井上です。

今日は朝からフラットシーマーの整備をしました。整備と言っても基本整備なのですが、ミシン整備歴10ヶ月の私にはフラットシーマーは超強敵です。しかし、私にはヤマトミシンの前田さんと、弊社の社長から教わった知識と技術があるので、なんとかできちゃいます。

針が針穴の中心に落ちるように調整

今日の主な整備項目は10項目。

①針板爪の固定
②針の平行
③針の高さ
④針と針板爪の左右位置
⑤ルーパー研ぎ
⑥ルーパー前後量の調節
⑦ルーパーの取り付け角度
⑧ルーパーの左右運動量の調節
⑨針とルーパーのタイミング
⑩ルーパーの引け量
⑪メス研ぎ

今日はひとつひとつを丁寧にやることを心がけたので、最後は自信を持ってドライバーを置くことができました。ちなみに2時間半(自己新記録)で、試し縫いまで終わらせることができましたよ!

フラットシーマーが超快調に動いているのを見ていると、なんだか心が和みます。

【2010.4.12 追記】

本日も1台のフラットシーマーを徹底的に整備しました。整備項目は上に書いている10項目と同じですが、仕上げるのになんと4時間まるまるかかってしまいました。ちょっと時間がかかりすぎですが、妥協なく仕上げたので、ドンピシャリ直りました!!

苦労して整備したせいか、カラカンが踊るように綺麗に出てきて、なんだか『活き活きしている』ように感じます。
<2010年4月9日>
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