新型検針機:Wコイル式の導入
皆様、こんにちは。美泉の井上です。
久しぶりのblogの更新です(^^)
毎回、ミシンの事を中心に書いていますが、今回は新しく導入した検針機を紹介します。
日進電子工業のマザーズアイこと、ND398Wコイル/ Wチェク型コンベア式検針機です。
かなり大きいのでトラックで配達されてきました。
1時間ぐらいかけて、ようやく設置完了!
ちょっと離れてみると、こんな感じ。
ご覧の通り、
新型の検針器なので針を検知する部分が、
製品が流れるコンベアに対して直角ではなく斜めについています。
しかも検知する部分が2個!
ご存知の方には釈迦に説法になりますが、
実は従来の検針機というのは、
万が一の確率で針を素通りさせてしまうんですね。
万が一が発生する条件は、
折れた針が検知部分に対して平行な状態で、
かつ検知部分の四角いトンネルのX軸Y軸の中心、
つまりトンネルのど真ん中を通りすぎる場合です。
こんなこと起こりうるわけがないのですが、
これがコンベアに対して検知部分が垂直の構える従来式の弱点でした。
当社では二台の検針機を角度と落差をつけることで、
その万が一に備えていましたが、
毎年増え続けている生産量に対して、
きちんと安全面を強化するために新型検針機の導入を決断しました。
この検針機、実は別注で付けた機能があるので紹介しますね。
三枚目の写真の機械本体の下側に四角の箱が飛び出しているのがわかるでしょうか。
これ、検針記録を保管している紙が出てるんですね〜。
いつ検針エラーが出たのか、これでバッチリなのであります!
この記事へのコメントはありません。