1時間のタイムアタック

フラットシーマーの整備, ミシン整備

55分!

 みなさん、こんにちは。

季節の変わり目もなんのその、風邪とは無縁の男、課長の井上です。

最近、縫製ラインのフラットシーマーたちが安定しています。これは嬉しいことなんですが、整備する機会が減るのは、少し寂しい気もします。

昨日、久しぶりにフラットシーマーを整備しました。スイミングキャップを縫っていたシーマーの4本目の針が目飛びしていたんです。バラしてみると、ルーパーの先がわずかに潰れていました。

この潰れはどの課程で起きるんでしょうか?
1本目の針との接触???
今後、解明していきたいと思います!

さて、今回の整備は次の4項目です。
①針と針板爪の左右位置確認
②ルーパーの取り付け角度
③針とルーパーのタイミング
④ルーパーの引け量

これらを1時間以内に仕上げて縫える状態に組んでしまうのを目標にしているので、必然的にタイムアタックになります。なので、整備中は心臓がドキドキしてしましまいます。慌てながらやるので、なんだか動きにロスが多いような気もしますが、こればかりは繰り返し自分でやることしか身につける方法はないんですよね〜。

タイムアタックの最後の山場が、前針受けの調整です。前針受けが3番目と4番目の針を「ググっ」と押し動き、ルーパーとの隙間が理想型(個人的に)になったときは、達成感を感じます。

ちなみに、今回は55分でした。個人的に合格ですが、そのあと目調子を出すのに20分もかかってしまいました・・・。

<2010年11月12日>
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