JUKI 家庭用の直線縫いミシン(HA-1)
1947年の家庭用ミシン
こんにちは、課長の井上です。

ちなみに10,500円でした
先日、社長がどこからか古いJUKIのミシンを買ってきました。(上の写真のミシン)
持ってくるなり「懐かしい」と独り言を言いいながら、嬉しそうな顔で修理したり磨いたりしています。
1947年の機構が復活
「お〜い、縫えるようになったぞ」
と社長が言うので見に行くと、本当に縫えるようになっているではありませんか!私は足踏みミシンが動いているところを初めて見ました。まず、本体右側にあるプーリーを手前に回してから、足踏みを始めるとミシンが動いていきます。この時に片足を足踏み板の前側に、もう片足を後ろ側に置くと、スムーズに回るらしい。
と社長が言うので見に行くと、本当に縫えるようになっているではありませんか!私は足踏みミシンが動いているところを初めて見ました。まず、本体右側にあるプーリーを手前に回してから、足踏みを始めるとミシンが動いていきます。この時に片足を足踏み板の前側に、もう片足を後ろ側に置くと、スムーズに回るらしい。
1947年の機構のミシンが2010年のいまでもちゃんと縫えるように復活するって「凄い!」としか形容できません。だって、終戦間もない資源不足の厳しい環境の中で開発されたものですよ。おそらく当時のJUKIの技術者たちは、日本の明るい未来と再興を考えながら開発したのではないでしょうか。まさに日本のモノづくりの技術力の高さと底力を感じる逸品です!

製造№入りの刻印
備忘録として書いておくと、針棒が固定されているのでカマの方にスペーサーをかまして目調子を調整できるようです。
鍵をかけて仕舞えます
<2010年7月14日>
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