片切り仕様のフラットシーマー

フラットシーマーの整備, ミシン整備

みなさん、こんにちは。課長の井上です。

久しぶりにフラットシーマーを片切り仕様にしました。
両切りと片切りの違いですが、まず、フラットシーマーの形状が違います。

上の写真をよーく見てください。
針板が段差になっているのがわかると思います。
実はそれに合わせて送り歯(下から出ているギザギザのやつ)も段差になっています。
さらにラップフォーマー(生地の切れ量と重なりを調整するガイド)もありません。

次に縫い方の違いですが、左側の生地を寝せて縫うので切りません。
その際に上の写真にあるようなガイドがあると縫製スピードをグンっと上げることができます。
ちなみに右側の生地は、通常のフラットシーマーのように切りながら縫います。

最後に片切りフラットシーマーの効果を説明します。
縫い重ねる生地が厚かったり部分的に厚い場合に、縫いズレがなく縫い目がバツグンに綺麗に重なります。

違いがわかる写真は次回UPしたいと思います。

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