フラットシーマーの目調子

フラットシーマーの整備, ミシン整備

IMAG1433.jpgこのパーツはフラットシーマーの糸調子に関係します
みなさん、こんにちは。課長の井上です。

フラットシーマーの修理で、久しぶりにドツボにハマってしまいました。

症状としては特別なものではなく下の飾り糸が所々、ピョコ、ピョコと4本目の針側に出ていたんです。

なので、4本目の針を外してみると、やはり針に問題がありました。

針を変えてから少しの間は症状は改善しましたが、また同じ症状がでたので、バラして修理することを決意し、ルーパーを外しました。

やはり、ルーパーの先が潰れていました。

そこからはいつも通りの作業。

ルーパーを研ぐ→タイミングを合わせる→組み直す。

そして3100回転でシーマーをベタ踏みして目調子をみると、ここで問題が発生!

なんと目調子が綺麗に出なかったんです。

IMAG1434.jpg

うーん、困った。

これで、良いと言えば、良いけど…。

こんなモヤモヤした気持ちで保全作業を終わると、ロクなことが無いんですよね。

「トラブルは追ってくる」という格言通り、ごまかしが効かないのは世の常。

またバラして問題を探るのですが、どこが悪いか分かりません。

このような困ったときは原点回帰に限ります。

やることは、糸道の確認。

それでも分からないので、普段掃除なんてしないようなパーツも綺麗にしました。(一番上の写真)

アレコレしているうちに、とりあえず形になりました。

IMAG1437.jpg

夜の8時ぐらいでしたが、ようやく安心してドライバーを置くことができました。

さて、話は変わりますが、今月は弊社の創業30周年の祝賀会をしました。

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ここまで弊社がこれたのは、一重に、皆様のご支援のおかげです。
また、皆様のご協力があるからこそ、弊社は存続する事ができております。
心から感謝をしています。本当にありがとうございます。

次は50周年ができるように努力していきたいと思いますので、変わらぬご愛顧よろしくお願いいたします。

<2012年11月30日
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